2014年05月16日

その土地どうなの?〜注文vs建て売り〜

こんにちは♪

今回は前回の続き
建築ヨモヤマ話「その土地どうなの?〜注文vs建て売り〜」
と題して、思いつくままに書いてみたいと思います。


注文住宅と建て売りとのメリット・デメリットは、ますは価格。
建て売りは、土地・建物込み(手数料・諸費用除く)で価格は明瞭です。
契約が1回なのでローンもひとつで済みます。
そして注文住宅に比べると、トータルで比較的安くなります。
注文住宅は、まず土地を購入し、
(手持ちがなければここでローンをひとつ組む)
そして設計会社や建築会社との打合せにて建物金額の算段をする。
(手持ちがなければまたローンを組む)
ローンがダブルになれば、審査も厳しくなったりすることも。

注文住宅は安い土地+ローコスト住宅で、建て売りより安くなる可能性も確かにあります。
しかし、購入時の土地の状況によってはさまざまな経費がプラスされていきます。
・古家が建っていたら(古家解体後の引渡し契約ではなかったら)…
 更地にする費用がプラスされます。
・上下水道やガスなどのライフラインが敷地まで通っていなかったら…
 引き込み費用がプラスされます。
・盛り土や元々の地盤の質・傾斜地などにより、地盤がしっかりしていなかったら…
 地盤改良の費用がプラスされます。
・敷地内の擁壁や塀が古く、ヒビや割れなどあったら…
 お直しや、最悪造成直しの費用がプラスされるかも。

土地が安いのは、何かしら理由があると思いますので、プラス要因をしっかり
売主に確認しておきましょう。

また、「ローコスト住宅」というのも、よくよく仕様を確かめないと、
当たり前だと思っていたものが付いていない可能性も。
(設計費用や外構工事などが別途だったり。
私が聞いてビックリしたのは、あるハウスメーカーさんのローコスト住宅は
窓の網戸さえもオプション扱いだったり、コンセントが1部屋1箇所が標準
であとはオプションであるということ…)
それらは当然オプションや別途として費用がかかってきます。

その点、建て売り住宅は全てクリアして建築したものを販売していますし、
まず実物を見てそれを購入することができるのがメリットでしょうね。

ということで、結果、注文住宅の方が建て売りより高くつくケースが多いです。

しかし、値段じゃない!
自分の理想に近い家ができる注文住宅は捨てがたい、という方へ…。

お金はあります、費用がプラスでも構いません、1から10まで希望の家にしたいんです。
という方は、希望のエリアの「土地」だけでなく「中古戸建」「新築戸建(建築前)」も
お探しになると良いと思います。
「中古戸建」は、当然解体費用がかかります。
(解体しても再建築不可の土地もあるので注意!)※理由はまた別の機会に…
「新築戸建」は、建築前なら交渉すれば諸費用(計画していた設計費など)を支払えば
土地のみで販売してくれるかもしれません。
また、新築戸建の『建築条件付き(土地の売主が指定する施工業者と、土地を購入した
お客様が、建物工事の請負契約を結ぶこと)』も交渉次第で条件を外してくれることが
あります。(ただし土地代が割高になることも)

こうして視野を広げれば「土地」だけ探すよりも希望エリアでの選択がかなり増えます。

予算は限られているけど、せめて外壁のデザインや、建具などのカラーは
自分好みにしたい。

そんな方は、注文住宅にこだわらず「新築戸建(建築前or建築中)」をお探しになっても
いいかもしれません。
建て売りも設計段階で、カラーから何から全て決めている会社は少ないと思います。
工事工程次第で、建て売りでもカラーやデザインの選択ができる可能性もありますので、
「理想の立地で条件のあう間取り」であれば、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

…ここまで書き込んだ文章を読み返すと、
まるで私が「建て売り」をお勧めしているかのような印象を受けますね(笑)

私が一番お伝えしたいこと…それは、注文・建て売りどちらにしても
土地(立地)に関しては限りなく冷静に、慎重に、シミュレートしながら選ぶ」こと。
ウキウキするのは「上の建物を検討するとき」まで取っておいてください(笑)
しかしながら、いつまでも悩んでいると…
他の方に先を越されてしまいます(泣)
前回も書いたように、優先順位を決めておいて、あらかた合致するような物件なら
思い切ってGOです!
現地を見てフィーリングが合えばなおさら。
ご縁のある土地はビビッとくるものかもしれません♪

あと、プチ情報としまして…
お客様が手に入れるマイホーム、年を重ねるごとに「住宅の価値」は確実に下がります。
当然です。古くなっていくものですから…。
それに対し、「土地の価値」は相場変動があるかもしれませんが、確実に残ります。
それを踏まえて土地探しができれば、後悔しない物件を探し当てられるかもしれません!

…ごちゃごちゃ書いて、かなり惑わせてしまっているかもしれませんね(^_^;)

「じゃあ前回書いてあった、予算・部屋数・通勤の検討、等の他にどのようなところを
見ればいいの?」と言うことですが…

大まかには
・調整区域
・土地が道路に接しているメーター数が2m以下
はアウトです。家が建たない可能性が高いです。
(そのような土地はめっちゃ安いです。資材置き場などに使われます)

都市計画(第一種低層住居地域、とか道路斜線・隣地斜線、など)の説明は
他のホームページでよくお見かけしますし、内容がダブってしまうので割愛しまして、
他ではあまり書いていないであろう記事?
(実際は探せばゴロゴロある内容かもしれませんが)、
ナナメからの個人的見解?
(自身の経験から、土地探しに欲しいと思った情報など)、
をまたまた載せていきたいと思います。

…こうして、土地を探している方々を惑わせていく記事ってどうなんだろうか…(^_^;)

長文失礼致しました<(_ _)>


※このページの記事は、あくまでも個人的なアプローチです。
 業界や会社、一般の常識をあまり考えずに書いておりますので
 「このような考え方もあるんだ」程度のご参考にしていただけると幸いです。
 ご自身の価値観やライフスタイルに合わせ、デメリットも踏まえた上で、
 より良いご選択ができればと思います。。。



posted by seiya-staff at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ヨモヤマ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月09日

土地探し

こんにちは♪
GWはいかがお過ごしでしたか?
そろそろマイホームを…とお考えの方や、引っ越しをお考えの方は、
あちこち不動産屋さんや現地まわりなど、有意義な時間が取れたことと思います。。。

そこで、今回は建築ヨモヤマ話、
「土地探し」をテーマに書いてみたいと思いますペン


自分の希望にぴったりな土地は、なかなか見つからないものですね。
ラッキーなことに条件がバッチリでも価格が合わなかったり…。
また、検討が長引くとせっかくのチャンスを逃すことになったり…。
土地探しは、素早い検討とある程度の妥協が必要になってくるかもしれません。。。

そこで、土地探しの第一歩としては
ご希望の優先順位を決めておく
■予算(トータルでどのくらい予算が組めるか?)
 →まずはここからでしょうか…
 銀行へローンの相談に行き予め借入額の限度を把握されるといいかもしれません
■建物規模(何LDK欲しいか、2・3階建てなど)
 →希望の家が建つ土地の広さが決まります
■通勤経路(全体で何時間までならOKか、駅までの距離、など)
 →エリアが決まります
■その他
 →車庫〇台分、学校や商業施設が近い、引っ越し時期、
 など生活上必要なことから
 建売住宅・注文住宅がいい、日当たりや眺望が良い、平坦地、
 など好みの項目を挙げ順位を決めておくと便利です

それから、
アクションをおこす
■不動産屋へ行く
 →プロに相談するのが手っ取り早く、いろいろ教えてくれるので勉強になります。
 (物件情報はほとんど業界内で共有されており、どこへ行っても同じ物件を紹介
 されることも。決め手は信頼できるお店かどうかだと思います。何店か訪問して、
 ご自身と相性の良いお店を見つけてくださいね)
■チラシやネットで情報収集する
 →時間を気にせずご自宅で情報が得られます。
 どのエリアがいくらくらい…といった相場が分かったり、建売りでも好みのエリア・
 間取りが見つかるかもしれません。
■ご希望のエリアをぷらっと散策してみる
 →エリアの雰囲気や環境を把握できます。
 ごくたまにですが、現地販売の未公開物件に遭遇することもあるかもしれません。

土地もフィーリングなので、ピンときたところは
晴れ・雨の日、朝・晩、平日・休日、とシーンの違う時間帯に訪れると
良くも悪くも、思わぬ発見があるかもしれません。。。

次回は「その土地どうなの?」と題して、思いつくまま書いてみたいと思います( ..)φ


※このページの記事は、あくまでも個人的なアプローチです。
 業界や会社、一般の常識をあまり考えずに書いておりますので
 「このような考え方もあるんだ」程度のご参考にしていただけると幸いです。
 ご自身の価値観やライフスタイルに合わせ、デメリットも踏まえた上で、
 舞い上がらず(これが結構難しいあせあせ(飛び散る汗))、より良いご選択ができればと思います。。。

posted by seiya-staff at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ヨモヤマ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月14日

オシャレと機能性、憧れと現実

こんにちは。
毎日寒いですね〜。
先日は関東でも部分的に雪が降ったとか…。

さて…
最近思うことがあります。

「オシャレと機能性は共存できるのか!?」

最近、住宅関係のテレビ番組や雑誌を見ていると、
吹き抜け大空間の家 や
北欧風の真っ白な外壁 など
とてもオシャレなものが紹介されています。
憧れますよね〜。見ていて私もワクワクします。
お気に入りの家にワクワクしながら住まうことができたら最高です!

でも、妄想家(?)の私は、オシャレ住宅に住んでる様子を想像しては
…吹き抜けの上のあの窓、どうやって掃除しよう…?
…真っ白な外壁も頻繁に手入れしないと、みじめな汚れ方しちゃうんだろうなぁ…
とテンションが下がるのです。。。
モチロン、オシャレな家に住んでいる方々はそれらを覚悟し、メンテすらも
楽しんでいらっしゃるのだと思いますが…。
ワタシ的には、手がかかる住宅は機能的ではないと感じているので、
オシャレと機能性は共存できないのではないかと…あくまでも個人的にですが
思っていました。

例えば、アイランドキッチン。
リビングとの境を感じさせず、料理をしていても家族の輪に溶け込み、導線もスムーズ。
機能性をうたっていますが、これは空間的な「機能性」でしょうか…?
だけどアイランドキッチンは吊戸棚がなく収納が減り、調理の煙がリビングまで流れ込む。
炒め物、揚げ物等しようものなら、リビングの床までツルツルに…。掃除が大変。
これは「機能的」でないのでは…?

そこで、調べました。「機能性」の意味を。

「機能性」=「目的を良く果たすことが可能である」

「目的」は人様々。
家族の輪が目的の方もいらっしゃるでしょうし、
収納や掃除のしやすさが目的の方もいらっしゃるでしょう。
よって「機能性」とは、人によってとらえ方が違うため、オシャレが機能的と
感じる方もいるのかもしれない…と。
難しい話になってしまいましたが、一つ勉強になりました。
…自分の価値観で設計してはならないと。
なので、弊社で設計をご希望の方がいらっしゃったら、ご希望・価値観を
余すところなくお伝えくださいませ♪

ただし、憧れだけでプランを突き進むのは危険です(X_X)
憧れと現実の一例としましては…
海の見える住宅 → 塩害
眺望のよい住宅 → 風当たりが強い
奇抜なデザインの住宅 → 構造的に弱くなる
窓がたくさんで明るい → カーテン代がかさむ
etc…
憧れの中にも現実をシミュレートしながら、後悔しない土地探し・家づくりを
楽しんでいただきたいと思っています。

これからマイホームを望んでいる方のご参考に…
また、そうでない方にも暮らしのプチアドバイス…など
知っておいて損はない「憧れと現実」や「オシャレと機能性」について、
自身や社員、お客様などの経験談を織り込みながら、このカテゴリ「建築ヨモヤマ話」で
ほつほつ書いていきたいと思います。
(夢を壊されたくない、という方は読まない方がいいかも…)

お付き合いのほど、よろしくお願い致します!

posted by seiya-staff at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ヨモヤマ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする